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山間との出会い(前編)

2007年9月、この酒と出会う。

ある方がきっかけとなり
「山間」を知る事になりました。

Hさんという方です。

もうやりたい放題なタイプの人なんですがw
情に厚くて、面倒見が良くて、優しくてねぇ~

公私ともに本当にお世話になり
楽しいこと、バカなこと、色々と遊ぶ中で
沢山成長させてもらった
僕の中では唯一の兄貴分的な方です。
「存在感」が大きくていつも支えてもらっているような
安心感を持っている方で

ある時、そんなHさんが商工会絡みで知り合ったという
新潟第一酒造さんの話の流れから
「ところで
上越の浦川原にある越の白鳥って酒知ってるかぁ~?」と
聞かれた事があったんですけど

僕、全然知らなくて(笑)

同じ上越地区に住みながら
越の白鳥?新潟第一酒造?なんですかそれ???
という感じでした(笑)

今思うと
全てがここから
始まったんだなぁと・・・

あぁ懐かしい(^^)

その後、Hさんと一緒に新潟第一酒造さんへ
訪問する機会を作ってもらいました
蔵内を案内してもらった後
休憩室で定番商品を一通り試飲させてもらいました。

後日談で武田さんから聞いたんですけど
この時の俺ときたら
呑むたびに下を向いて「はっ~」ってため息を
ついていたそうです。
失礼な奴ですよねぇ~(笑)
でも本当にそんな印象の酒ばかりでしたねぇ~(^^;

その蔵訪問からどれくらい経ってからかは
記憶が定かじゃないですけど
武田さんが一本の酒をもって来てくれました
それが画像の酒です。
武田さんが密かに理想の味わいを求めて造っていた酒です。
まだ正式に商品化する前だったので
ラベルも武田さん直筆の「山間」ラベルでね(笑)

まぁーラベルセンスはイマイチでしたがw
この味わいが僕に強烈な印象を
与えてくれるものだったんです!

正直、粗い部分もあったと思うんですけど
それ以上に頭にビビビー!!!と衝撃が走り
鳥肌が立ち、震えるような感動とでも言えばいいのか・・・
この日の感覚は今でも忘れません。

『山間 純米吟醸 五百万石55 直汲み無濾過原酒瓶火18BY』
全てはこの1本スタートする事になりました。
この年は確か18本くらいもらったんだったかなぁ~

そして翌年19BYからは
長岡市のカネセ商店さんも「山間」の取り扱いを始めてもらい
新潟県からの小さな情報発信でしたが
全国の日本酒好きな方々に
その情報は瞬く間に広がることになりました

インターネットという情報伝達のスピード感と
アンテナを高く張って情報収集している方が
こんなにも沢山いるんだぁ~と当時は驚いたものです
そして「山間」の名前は一気に全国の日本酒好きな方々に
知れわたるブランドへと成長していきました

武田さんが理想を求めて醸し出す酒を
Hさん、カネセ商店のグッさん、そして僕とで
もっともっと多くの方に知って欲しいとの思いで
直汲みをお手伝いしたり、各方面へ宣伝したりと
全力で楽しんでいた時期でした。

でも、そこには戦力とか策略とは全然なくて(^^;
僕らがサポートしている日本酒が
全国の沢山の方に喜ばれて呑んでもらえているという
『幸せ感』のみだったような気がします

あれから10数年経ち

今では山間取扱店も全国で数十店舗となり
多くの方に認知されるブランドへと成長する事に!

とにかく
Hさんが僕と山間を出合わせてくれる
きっかけを作ってくれました

続く